線路はつづくよ どこまでも~♪
子供の頃、誰もが口ずさんだ楽しい列車の旅の世界を形にしたのが、マヤゴノミ「ふみ鉄 はがき箋」です。
うずまきブランドとマヤゴノミによる「美しい列車十選」が描かれたシルバーグレイの表紙を開くと、左右に蛇腹折りにされたはがきたち。
左右に延びていく線路を列車たちが走っています。
罫線もそれぞれの列車のイメージに合わせたデザインです。
お好きなところで切り取ってお使いいただけます。

ふみ鉄はがき箋
 内容:はがき10枚(左右各5枚綴り)
 価格:1,000円(税別)

JR 東日本商品化許諾済 JR 東海承認済
JR 西日本商品化許諾済 JR九州承認済

製作・販売:菅公工業株式会社
https://www.uzumakikanko.com/
「うずまき」ブランドでお馴染みの、明治42年創業の老舗の紙製品・文具総合メーカー。
金封等の慶弔用品をはじめとして、幅広いラインナップを誇っています。

全国書店・文房具店等で順次発売予定です。
「ふみ鉄」のご注文・お問い合わせは、菅公工業株式会社にお願いいたします。
〒111-0043 東京都台東区駒形1-6-1
Tel 03-3843-0321  Fax 03-3843-0325
info@uzumakikanko.com


蛇腹折りに収められた列車たちをご紹介します。

蛇腹折りの一番右端は150形蒸気機関車(1号機関車)。
イギリスから輸入され、日本の鉄道の歴史の幕開けとなった日本初の蒸気機関車です。1872年10月14日、新橋ー横浜間約29kmを53分で結びました。
現在は鉄道博物館にて保存され、国指定重要文化財・鉄道記念物となっています。
蒸気機関車の煙突からもくもくと出る煙をイメージした罫線です。


2番目の列車は、国鉄52系電車です。
1936年 京阪神間の急行電車として誕生。京都ー大阪間を36分、大阪ー神戸間を28分で結び、世界的に流行していた流線形を取り入れた形状から「流電」と呼ばれ親しまれました。
現在は西日本旅客鉄道吹田総合車両所に展示され、準鉄道記念物に指定されています。
愛称の由来となった流線形をイメージしたラインを、車体に用いられた三色で描いた罫線です。


3枚目の列車は、国鉄80系電車です。
国鉄発足後の1950年~58年に製造され、東海道線を走行。当時評判となったオレンジ(黄かん色)とダークグリーン(緑2号)の二色塗装は、アメリカのグレートノーザン鉄道のディーゼル機関車を参考にしたもので、「湘南色」と呼ばれました。
罫線は、湘南の海に吹く風と波をイメージしたデザインです。


4枚目の列車は、国鉄161系特急形電車。
1962年6月10日運転を開始し、上越線 上野ー新潟間を4時間40分で結びました。東海道線の151系「こだま形」を急勾配に対応できるよう設計変更。山岳線仕様の証の赤帯が入った、懐かしくも美しいボンネットスタイルです。
罫線は、正面から見た「とき」の前頭部を意匠化しました。


5枚目の列車は、新幹線0系電車です。
東京オリンピックが開催された1964年の10月1日開業。世界で初めて最高時速210kmを記録しました。丸みを帯びた愛嬌のあるフロントマスクは当時最新の空力デザイン、車体のブルー&アイボリーは海外の航空機やタバコのパッケージを参考にしたカラーリング。
罫線は、昭和を生きた世代には懐かしい、かつて駅に設置されていた伝言板をイメージしたものです。


6枚目の列車は、JR東日本EF510形電気機関車が牽引する特急北斗星です。
1988年3月13日 青函トンネル開業とともに運転開始。東京と北海道を乗り換えなしで直行する夢の豪華寝台特急として人気を博しましたが、2015年8月22日 車両老朽化のため惜しまれつつ姿を消し、ブルートレインの歴史も幕を閉じました...
線路とトンネルの地図記号で構成した罫線です。


7枚目の列車は、JR西日本新幹線500系電車。
「のぞみ」としての運転を引退した今も、近未来的でシャープなデザインは世界中で人気を集めています。現在は、山陽新幹線「こだま」として、新大阪ー博多間を走行中です。
500系のスピード感をシャープに表現した罫線になっています。


8枚目の列車は、JR東海・JR西日本285系電車です。
1998年7月10日に運転を開始した東京と山陰・四国を結ぶ寝台特急。従来のブルートレインとは一線を画す明るい外観デザインで、朝焼けを思わせる赤と朝霧の印象のベージュの塗り分けとなっています。
徐々に朝焼けに染まっていく夜明けの空の色で描いた罫線です。


9枚目の列車は、JR九州885系電車です。
2000年3月11日、博多と長崎を結ぶ特急電車として運転を開始しました。ドイツの高速列車を彷彿させるような前頭部、スポーツカーのような前照灯がユニークな純白の車体が、有明海沿岸を駆け抜けます。
有明の海と風、波間に漂うかもめをイメージしたデザインの罫線です。


ラストの10枚目飾るのは、JR東日本E235系電車です。
2015年11月30日より走行中の、ホームドア対応の縦位置カラーリングを施した、山手線としては13年ぶりの新型車両です。デザインコンセプトは「お客様、社会とコミュニケーションする車両」。
山手線の起点である品川駅のホームを意匠化した罫線です。
はがきの宛名面の切手を貼る部分と、表紙の内側の説明テキストのアイコンには、それぞれの列車を正面から見た顔がキュートに描かれています。
もう一つ注目していただきたいのが投げ込みに入っているJANコード。レールに見立てたバーコードの上を1号機関車が走っています。

「ふみ鉄 はがき箋」を手にとっていただき、
美しい列車たちが織り成すストーリーと旅情をぜひお楽しみください。
見ているだけで、旅に出たような気分になっていただけたら、私たちも幸せです!

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